松村呉春自筆『漁村図』掛軸
商品の説明
谷あいにある漁村と海に浮かぶ帆掛け船を、墨の濃淡を用い呉春ならではの絶妙な技法で描いています。落款に「試筆」としてあります。試筆とは年頭の書初めを意味しますので、年初めに描かれたことが判ります。本紙は紙本で、若干巻きジワがございます。しかし表装がウブなままですので、全体のバランスはとても味わい深いです。軸先は陶器製のものが使用されています。
落款は『呉春試筆』、印譜は『呉春』印が捺してあります。落款書体より、寛政初期頃(約230年前)の作品と思われます。
箱蓋の桟が片方欠損しております。*写真9をご参照くださいませ。
長さ168㎝ 幅41.8㎝(表装を含む)
紙本。時代箱。陶器軸。
▢松村呉春(まつむらごしゅん)
宝暦2年(1752)~文化8年(1811)
江戸中期の画家。四条派の創始者。本姓は松村,通称は文蔵,初名は豊昌,字は允白,伯望。月渓,蕉雨亭,百昌堂と号す。京都金座の年寄役の長男として生まれ,その平役となる。画技ははじめ大西酔月に学び,1774年(安永3)ごろ与謝蕪村について画と俳諧を修める。81年(天明1)摂津の池田へ移り,翌年の春,池田の古名呉服里(くれはのさと)にちなんで姓を呉,名を春と改めた。この池田時代,呉春は蕪村から学んだ技法に平明な自然観察を加味して,新しい画風を確立した。
【参考文献】
落款花押大事典 淡交社
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