【売約済】ホリガー(ob)／バッハ:オーボエ協奏曲集【西独盤】

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商品の説明

バッハ
①オーボエ協奏曲ヘ長調 BWV.1053〔原曲:ホ長調〕
②オーボエ協奏曲ニ短調 BWV.1059
〔第2楽章=BWV.1056の第2楽章〕
③オーボエ・ダモーレ協奏曲イ長調 BWV.1055

ハインツ・ホリガー(オーボエ、オーボエ・ダモーレ)
指揮:アイオナ・ブラウン
アカデミー室内管弦楽団
録音:1982年5月ロンドン

オーボエ・ダモーレ協奏曲が素晴らしく美しいです。チャーミングな歌と香りに満ち、デリケートな陰影、敏捷な身のこなしなど、ホリガーの名人芸を堪能できます。2曲のオーボエ協奏曲も、精妙なテクニックと音楽性に支えられ、リズムの切れが良く、デリケートな感受性が匂い立っています。オーケストラも、シルクのような響きとハーモニーを持った極めて緻密な仕上がりです。「バッハは難しい」と先入観をお持ちの方に聴いていただきたい、美しく心温まる協奏曲集です。

ハインツ・ホリガーの吹くバッハのオーボエ協奏曲集は、まさにこころに沁みるバッハの代表格のディスクです。沁みる、心の奥底までじわじわと沁みるのです。どうしてこれほどまでにホリガーのバッハが沁みるのか。80歳近くなってもなお第一人者であり続けるホリガーの「至芸」「名人芸」の凄さを明確に語ってくれるだろうと思います。このCDを聴いていると、ホリガーという演奏家の姿も、オーボエという楽器も、そして最後にはバッハという作曲家の姿さえもが眼前から消滅してしまうのです。私の前にはただ「音楽」が響いているだけなのです。そんなふうに地上的なやかましさから解放されて無名性を帯び、凛とした佇まいを見せて「自立する」音楽を前にすると、人間は何と些細な俗事に煩わされ、クヨクヨしたり、腹を立てたりしているのだろうと否応なく思い知らされます。ホリガーの演奏には、あらゆる執着やこだわりから解放された、自由で無名の音楽だけが鳴り響いています。沁みる。ああ、やっぱり、バッハの音楽は沁みる。そして、素晴らしい！

輸入盤【西独盤】【日本語解説付き】盤面傷無し

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